書道教室について
書道教室を始めるきっかけになったのは、あるチェコの女性との出会いからです。老後はのんびりと書道教室を開いて過ごしたいなぁと考えていました。
当時、アメリカの大学に通っていたいとこの所へ遊びに行ったのがきっかけで、海外に興味を持った私は京都の国際交流会館のメッセージボードに「書道に興味のある方、お友達になりましょう」と書きました。そして、連絡があったのがチェコの女性でした。
彼女は本当に真剣に書道を教えて欲しいと伝えてきました。最初、私は教えるつもりはなかったのですが、あまりにも熱心だったので、まぁいつかは教えようと思っていたし、良いきっかけなので少しずつ教え始めようと思ったのです。何も分からず手探り状態で始めたお稽古。しかもチェコの女性。共通の言語は英語でした。英語が堪能ではなかったので、本当に伝えるのに大変でした。
日本語で教えるのも大変なのにまして英語。友人にも協力してもらいながら、なんとかスタート。やっていくうちに、すごく楽しくて、生徒さんが自分の思うとおりに書けた時や、少しずつ目に見えて上達していってる様子を見るのが本当に嬉しくて、そういう時教えて良かったと思います。その後、オーストラリア、アメリカ、アイルランド、イギリス、南アフリカ…と教え始めました。
私は日本の方はもちろん、色々な国の人に書道を伝えたいと思うようになりました。そして現在、生徒さんも少しずつ増えていってます。少しの滞在であっても、もし書道に少しでも興味をお持ちであれば是非来ていただきたいと思います。
書道を通して、日本の文化を伝えられればいいなぁと考えています。あまり決まった形式にはとらわれず、お稽古中はジャズなどを流したりしています。
例えば、京都は7月半ばに祇園祭が行われます。それに合わせてオリジナルうちわ作りをしたりオリジナル年賀状作りなどをしたりします。
大人になるにつれ、なかなかこういった時間が取れなくなってくるそうです。月に3回だけでも少し落ちついて筆を持ち、紙に向かい、精神を統一してお稽古に励んでいただく…そんな空間作りを提供出来ればと考えております。又、色々な季節に応じて企画なども考えております。
一番は生徒さんの気持ちです。上手になりたい…その意思が一番大切です。その手助けが出来ればいいなぁと思っています。
生徒さん達の声
■仕事で体は疲れていてもここに来ればひとときの現実逃避が出来そうな気分になります。外国の方と席を共にしお手本を見て気持ちを落ち着かせる。そして、心地良く聴こえてくるジャズ。思うように書けない事も多々ありますが書道に再チャレンジ出来ている今に感謝です。(J.H様)
■書道の経験が全くゼロのままでスタートして一年半が経ちました。最初は色々な不安がありましたが 高岡先生の説明が分かりやすく自分の上達を少しずつ実感していつも書道教室を楽しみにしています。(M.H様)
■日常ではそれほど集中することなんてないので、週に一度くらい背筋を伸ばして、ピーンと張りつめた時間を過ごすのはなかなか心地良い経験です。今までに染み付いていた書の癖が少しずつ抜けていき新たな発見や上達を感じられた瞬間の喜びはやみつきになります。(S.U様)
